こんにちは、ふくろう(@fukuro0901)です!
今日紹介する絵本は子どもの気持ちに優しく寄り添ってくれる絵本「ぼくのきもちはね」です!
まだ子育て経験のないふくろうですが、もし子どもができたらこんな接し方ができるようになりたいと密かに思っています。
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絵本と言っても、子どもというよりおとな向けの絵本かなと思います。

ふくろうも実はこの絵本は子どもに読み聞かせをした経験はなく、自分のために購入した一冊です!
絵本の紹介!
物語の主人公はもじゃもじゃ頭の可愛いテイラーくん。
ある日積み木で何か作ろうと思って、一生懸命にかっこいいお城を作ります。出来上がったお城は本当にかっこよくて、テイラーくんも大満足です!
ところが鳥がやってきて積み木のお城が崩れてしまいます。
お城が崩れてしまってテイラーくんは落ち込んでしまいます。
そこにニワトリがやってきて、
「何があったの?話してちょうだい」
でもテイラーくんは話したくなくて、ニワトリはどこかに行ってしまいます。
そのあともクマ、ゾウ、ハイエナ、ダチョウ、カンガルーにヘビ。
いろんな動物がやってきていろんな声かけをするのですが、テイラーくんは誰とも何もしたくなくて一人ぼっちになってしまします。
そんなところに静かにウサギがやってきて何も言わずにそっと背中をくっつけてくれます。
ずっと何も言わないウサギにテイラーくんは
「ぼくと一緒にいてくれる?」
頷いてくれたウサギにテイラーくんは今まで言えなかったことを全部吐き出します。
そして全部聞いてもらえてスッキリしたテイラーくんは
「今度はもっとすごいお城にするんだ!」
最後は気持ちを切り替えて、前に進み始めるお話です。
絵本の対象年齢は?
こちらの絵本、読んであげるなら年長さん向けの絵本だと思いますが、それ以上におとなの皆さんに読んでもらいたい一冊です!
子どもが泣いていたり、ちょっと様子がおかしかったりすると心配ですよね。
私は今は子どもがいないのですが、そんな子を見かけると「どうしたんだろう」と思ってしまうのですから、当のお母さん、お父さんは私が思う以上に心配だろうなと思います。
そんな時、「どうしたの?」その声かけに答えられる子、答えられない子がいるのではないかなと思うんです。
私は後者の子どもでした。
そんな時「言わないとわからないよ」と言われてもなかなか言えない子は困ってしまいますよね。
そんな時に本作のウサギみたいな行動ができたら素敵だなと思っています。
きっと子どもたちは言いたいことを言う準備が必要だったり、タイミングがあったりするんじゃないかなと思います。
そのタイミングをおとな都合で急かしたくはないし、準備ができた時に側にいてあげたいなと思うのです。
ただ何度も言いますが、実際に子育てをしたことがないので理想ではあります笑
きっと私が思う以上に子育ては大変で、うまくいかないことだらけで、気持ちの余裕もなくなっていくんだろうなと思うのですがそんな時に、この絵本を読み返して今思えている大切なことを思い出したいなと思っている絵本です♪
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