12月になりどんどん肌寒くなってきましたね。
そんな中でも子どもたちは元気!子どもは風の子ですね♪
そんな元気な子ども達は自分の好きなことや物について、知らなかったことを知れた時、とっても楽しくて、嬉しい気持ちになります!
これはおとなも同じですね。
今日紹介する絵本は子どもの大好きな働く車の「消防車」が題材の「むかしのしょうぼう いまのしょうぼう」です!

むかしのしょうぼう いまのしょうぼう (かがくのとも絵本) [ 山本忠敬 ]価格:990円 (2020/12/2 00:04時点) 感想(0件) |

なんと本作には1700年の消防から紹介があります!こんな昔の消防が知れる絵本はなかなか珍しいですね!
絵本の内容
絵本の内容は、タイトル通り「昔の消防」から「今の消防」になるまでの変化を紹介してくれています!
そしてなんと一番古い消防は1700年!
子どもはもちろんですが、おとなの私たちも正直ピンときませんよね。
簡単に歴史を紹介すると
1700年〜1800年ごろ 竜吐水(ておしポンプ)
1870年〜1900年ごろ 蒸気ポンプ
1920年ごろ ポンプ車
そして少しずつ今の形の消防自動車へと姿を変えていきます。
本当にたくさんの消防自動車が出てきて、まるで図鑑のような絵本ですよ!
好きなことを知れることは本当に嬉しい!
私たちもそうですが、知らないことを知ることは子どもにとって本当に嬉しいことです。
それが自分の好きなことなら尚更!
子どもは不思議なくらいに働く車に興味を持つ子が多いです。
今回テーマの「消防車」も子どもたちに人気の働く車の1台です。
きっと消防車好きの子どもにこの一冊は間違いなくたまらない一冊になるでしょう!
何回も繰り返して読んであげて
子どもはお気に入りの一冊を何回も何回も繰り返して読んで、1回目で気付かなかったことを2回目に気づいて、3回目に・・・と、どんどん物語を楽しんでいきます。
噛めば噛むほど味が出る、まるでスルメのよう!・・・失礼しました笑
時々、貸出絵本や図書館で子どもが同じ本を借りて帰った時に、「違う本も読んでみたら」と別の絵本を持って帰る提案をされる姿があります。
いろんな本に触れて欲しい!その気持ちはとても分かります。
ただ心配しないでください。
子どもはお腹いっぱい一冊の絵本を味わったら、自然と次の絵本へと向かっていきます。
ですので、同じ絵本を何回も読みたがる、そんな時は、そんなに夢中になれる一冊に出会えたことを喜んで、その絵本を何回も子どもさんに読んであげてくださいね♪
本日紹介した絵本も、消防車好きな子が、何回も何回も繰り返し楽しめる一冊になってくれると嬉しいです!
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