今日は今絵本業界を大いに賑わしている、ヨシタケシンスケさんの「もうぬげない」を紹介していきます!
「もうぬげない」のポイント!

最近本屋さんの足を運んだことがある方は、「ヨシタケシンスケ」この名前を見たことがない人はいないのではないでしょうか?
それくらい今絵本業界では勢いのある作家さんだと思います!
作品には
- ・りんごかもしれない
- ・ぼくのニセモノをつくるには
- ・りゆうがあります
などなど、ここでは全然書ききれないほど。
そんな中、今日紹介する「もうぬげない」のポイントは、
- 受賞の数がすごい!
- 子どものどこまでも前向きな姿勢が面白い!
- 子どもよりおとな向き?
です!
受賞の数がすごい!

こちらの絵本が受賞した賞は以下の通りです。
- ボローニャ・ラガッツィ賞2017 受賞
- 第9回 MOE絵本屋さん大賞第1位
- 第7回 リブロ絵本大賞 入賞
- 第5回 街の本屋が選んだ絵本大賞
- 第9回 この本よかっ! 第1位
- 第26回 けんぶち絵本の里大賞
- 第5回 静岡書店大賞児童書新作部門 第1位
絵本ってこんなにたくさんの賞を受賞できるんですね!
正直一冊の絵本がこんなにたくさんの賞を受賞するなんてとても珍しいことなのではないでしょうか。
本のプロからたくさんの評価を得ている、これだけでどれだけすごい絵本かわかりますよね!
子どものどこまでも前向きな姿勢が面白い!

この絵本の面白さはなんといっても服が脱げなくなった男の子の前向きさ!です。
服が脱げなくなった男の子、この状況に絶望するどころか、どんどんこの状況を受け入れて、服が脱げなくても生活していく方法を考えていきます。
喉が渇いた時
猫にお腹をこちょこちょされた時
もし自分がこの男の子だったらどうしますか?
おとなじゃなかなか考えもつかない、えっ!それでいいの!?とついついツッコミを入れたくなるような方法で問題を解決していきます。
ここはさすがは子どもの発想力と捉えるべきか、いい意味でおとなの発想を裏切っていく連続に、目を離せません!
子どもよりおとな向き?

私は絵本を読む時に、
きっとここは子どもたち喜ぶぞ!
この場面好きな子多かったな
など、子どもたちに読んだ時の反応を思い返したり、想像したりしています。
ただこの絵本を読むと
絶対子どもよりおとなの方が楽しいんじゃない!
と思ってしまうんです。
めちゃくちゃなようで、でも子どもってそうだよね!というおとなから見た、子どものとんでもない行動を知っているからこそ楽しめるのではないでしょうか。
そういう私も、この絵本を初めて書店で読んだ時は、ついついクスッと笑ってしまいましたから。
書店で立ち読みするよりも、家で人目の気にならない安全な場所で読むことをお勧めします笑
まとめ

この絵本はなんといっても子どもだけではなく、おとなも、何ならおとなの方が楽しめてしまう絵本です。
ちょっと嫌なことがあった日、うまくいかなかった日、落ち込んじゃった時、そんな時に開いてみてください。
よくわからないけど元気が出る!そんな気持ちにさせてくれますよ♪
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