今日紹介する絵本は、2018年こどものとも年中向き8月号から、

「ぱたぱたするするがしーん」です。タイトルを聞いただけで、なんだかわくわくしてしまいますね。



写真がうまく撮れず少し見にくくなってますが、実際はもっと明るくはっきりした色です。
絵本の内容は、プロペラのついた乗り物(ヘリコプターでしょうか)がロープでいろんなものを引き上げていきます。引き上げたものが、乗り物のへこんだ部分にぴったりとはまること、そして言葉のリズムも良くて、読んでいても気持ち良い絵本です。
子どもたちの大好きな乗り物が登場することもあり、子どもたちの食いつきはとっても良かったです。そして、読んでいくうちに、凹みにピッタリはまることが理解できた子どもたちも出てきて、するするする、のページからはまった姿を想像してたのか、がしーんとうまくはまった時には、やっぱり!と想像と実際の絵が重なり、喜ぶ子どもたちもいました。
読んであげて楽しむなら、年少さんでも読んであげれる内容だと思います。ただ想像してイメージして楽しもうと思うと、年中さん向けの絵本になりますね。
少し話はずれますが、テレビと絵本の大きな違いは、考える時間ではないかと思います。テレビではできない、止まっている絵を自分の頭の中で動かして楽しむ、それは子どもにとってとっても楽しい遊びだと思います!
絵本を通じて、楽しい時間の中で、想像力を育んでいけるのも読み聞かせの力かもしれませんね。
とはいえ一番は、親子で楽しめる暖かい時間が共有出来ることだと思います。
今日紹介した絵本は、ハードカバーになっていないのでなかなか読み聞かせしてあげられる機会は少ないかもしれませんが、この絵本に限らずに、寝る前の5分、10分でも一冊の絵本を通じて、親子で楽しい時間を共有してみてくださいね♪
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