今日紹介する絵本は、あの大人気テレビ番組の元にもなった「はじめてのおつかい」です!
名前を聞いたことがない人はいないくらいの、有名作品ではないでしょうか。もし読んだことがない人には是非、読んで欲しい!それくらい素敵な一冊です。
「はじめてのおつかい」のポイント!

回でも繰り返し読みたくなる一冊。ポイントをまとめるのが難しいのですが、あえてポイントをまとめてみるなら、
- 40年以上の大ロングセラー!
- 絵本中に散りばめられた作者の遊び心!
- 何回でも繰り返し読んで楽しめる!
こんな感じです!
40年以上の大ロングセラー!

はじめてのおつかい」が初めて世に出たのは「月刊絵本こどものとも」としてで、なんと1976年3月です。もう40年以上が経っています!
こんなに長い年月子どもたちに愛されて、読まれ続けているのですから、おすすめできない理由がないですよね!
どうしてこんなに長い年月子どもたちに読み続けられているのか。それは作品中に散りばめられた、作者の遊び心に、子どもだけでなく、おとなも魅了されているからです!
絵本中に散りばめられた作者の遊び心!
こちらの絵本に散りばめられている、作者の遊び心を紹介していきます。これを知ると、実際に絵本を手にとって確認したくなっちゃいますよ。
まずこちらの絵本の登場人物、みいちゃん、まま、赤ちゃんですよね。お父さんは仕事かな?でも実は「おとうさん」姿は見えずとも登場しています。みいちゃん家の赤い郵便ポストに答えが書かれていますよ!
登場人物つながりで言えば、作者の林明子さん、筒井頼子さんもなんと登場しているんです!みいちゃんが牛乳を買いに行ったお店の看板、同じページの緑の案内板にヒントが書かれています♪
他にも同じ案内板には猫を探していますの案内が。こちらの猫もしっかり物語の中に描かれています。
まだまだ細かい発見が繰り返し、繰り返し読むことで見えてきますよ!
何回でも繰り返し読んで楽しめる!

上記のポイントも、何度でも繰り返し読んで楽しめる大きな理由の一つです。
ただそれだけではなく、絵本を読んでもらう子どもたちが、みいちゃんと同じ気持ちになって、絵本に入りこんで、ドキドキすることができるです!
こんなエピソードを聞きました。
その家庭では毎日寝る前に絵本を子どもに読んであげていたそうで、一時毎日「はじめてのおつかい」がリクエストだったそうです。一緒に布団に入って、絵本を読んであげてる時に、必ずみいちゃんが家を出て、買い物に出かけるあたりから、お母さんの腕をぎゅっとするみたいです。ずーっとその緊張感は続くのだけど、無事に牛乳が買えて、お母さんが迎えに来てくれた時に、その腕をそっと離すそう。これが、1回や2回ではなく、毎日だったそうです。
きっと、その子はみいちゃんと一緒に買い物に出かけていたんでしょうね。
まとめ
とにかくこの絵本は子どもたちからも読み聞かせのリクエストが多かったです。
内容は知ってるけど、もう一回読んで欲しい!そんな魅力があるんでしょうね。
おとなの私たちも、息抜きに開いてみると、今まで気付けなかった発見ができて楽しいかもしれませんね。
私はこの絵本のみいちゃんの表情が大好きです!買い物に出かけてちょっと緊張しているみいちゃんの顔。だけどきっと、初めて一人で牛乳が買えて、お母さんと一緒にお家に帰っているみいちゃんの表情は、表紙のような満面の笑みなんだろうなと想像しています。
はじめてのおつかい (こどものとも絵本) [ 筒井頼子 ]価格:990円 (2020/9/30 21:53時点) 感想(250件) |
コメント