今日紹介する絵本は、筒井頼子さん、林明子さんの私も大好きな「はじめてのおつかい」コンビの一冊、

「とん ことり」です。タイトルだけだと、ことりのお話?って思っちゃう人もいるかもしれませんね。
この絵本の主人公は、山の見える街に引っ越してきた、かなえちゃんです。
引っ越してきたばかりのかなえのお家の郵便に、
とん ことり
とお花やお手紙が届きます。
最初は届く花が自分あてかどうか確信が持てないかなえでしたが、お手紙が届き、全部自分あてのものだと確信に変わります。
そして、
とん ことり
とまた玄関から音が聞こえて、かなえは急いで飛び出すと、そこには知らない女の子がいます。そして、女の子の「あそびにいこう」の一言で二人で遊びに出かけます。
この後の


この二人の表情が大好きです。林明子さんの描く子どもは本当に可愛らしいです!
実はお友達になったこの女の子、かなえが引こっしてきた日からよく見ると登場しているんです!
ずっとかなえとお友達になりたかったんですね!
引っ越ししてきたページ、初めて街に買い物に行ったページ、新しい幼稚園へ行ったページ・・・よーく探してみてくださいね。
「はじめてのおつかい」もなのですが、細かい部分まで子どもたちを楽しませる工夫がちりばめられていて、とても楽しくて、ホッとした気持ちになれるそんな一冊です!
とん ことり (こどものとも絵本) [ 筒井頼子 ]価格:880円 (2020/9/10 21:43時点) 感想(29件) |
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