ちょっとだけ

年中絵本

今日紹介する絵本は、

ちょっとだけ」です。この絵本、知っている人も多いのではないでしょうか?

赤ちゃんが生まれて、お姉ちゃんになったなっちゃんが、少しずつお姉ちゃんとして成長していく物語です。

なっちゃんは赤ちゃんが生まれて、今までお母さんにやってもらっていたことを、たくさん自分で挑戦してやってみます。もちろん完璧にはできませんが、いっつもお母さんにやってもらっっていたのを見ているので、ちょっとだけ、成功します。

お姉ちゃんだから、たくさん頑張って、我慢して、とっても愛おしくなりますね。でもまだまだ子どものなっちゃん、眠たくなってお母さんにちょっとだけ、だっこのお願いをします。

この後が私はもう大好きです!

読んだことがない方にはとんでもないネタバレになってしまい申しわけありません・・・ただどうしても紹介したくて我慢ができませんでした!

きっとこの時のなっちゃんは、本当に嬉しくて、お母さんの愛情を思いっきり感じて、抱っこしてもらったに違いないでしょうね。

今までちょっとだけ、成功した時の少し自信が持てた顔とは違って、笑顔のなっちゃんがそう感じさせてくれますね!

そしてこの後から描かれるなっちゃんと、赤ちゃんの関わり方が少し変わってきているような、みなさんも絵本を開いて感じてみてくださいね。

今は昔と比べて、忙しくてなかなか子どもと遊ぶ時間が取れないと相談を受けることがありました。そんな時、絵本をオススメしています。絵本はどんなに長くても、一冊10分もあれば読めます。

膝の上で読んであげれば、肌も触れ合いながら、大好きなお母さん、お父さんの声をすごく近くで聞きながら、想像しただけでこんなに子どもにとって、安心できて、幸せな時間はないような気がします。今はスマホも便利で、いくらでも動画を見せてあげれますが、やっぱり機会の音ではなく、優しい声で語りかけてあげて欲しいです。

もしも、絵本を読むことも難しい時は、なっちゃんのお母さんみたいに優しくぎゅーっとしてあげてください。

きっとこれからは、こんなちっちゃいことが、子どもたちにとって、とっても大切なことなんじゃないかな、なんて思ってます。

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