こんにちは、ふくろう(@fukuro0901)です!
『今日はいい天気だな!』この言葉を聞いて皆さんの想像する天気はなんですか?
私は「晴れ」です!きっとこの回答が一番多いのではないかな?なんて思います。
梅雨はじめじめしてあまり得意ではありません・・・早く梅雨明けこないかなぁと願っているここ最近です。
ただ、農家の人たちにとって、毎日快晴が続くのも困ったもので、きっと「雨」が降る時に『いい天気だな!』と感じる方もいるんでしょう。
今日紹介する絵本はそんな『違い』を認め合った上で新しい楽しいを見つける一冊「てんとうむしくんとかたつむりくん」です!

なみもと あや 文 どい かや 絵
こちらの絵本、ツイッターでも
季節にピッタリ!
とっても素敵な絵本!
子どもたちにはこの世界のまま大きくなって欲しい!
保育現場で「人との関わり」の課題にいいかも
など素敵な評判をたくさん知っていたので書店で迷わず購入!
読んでみて「なんて素敵な絵本なんだ!」と。
きっと私にとってもこれから先、大切にしていきたい絵本の一冊に出会えた喜びがなんとも嬉しかったです♪
絵本の紹介!
今回の主役は晴れの日が大好きな「てんとうむしくん」と雨の日が大好きな「かたつむりくん」です。
晴れた日が大好きなてんとうむしくんは、ある晴れた日に
「きょうも いいてんきだなあ」
と飛び出していきます。
そこでお昼寝しているかたつむりくんに出会い
「かたつむりくん あそぼ!」
と声をかけますが、晴れの日の苦手なかたつむりくんとは「その日」は遊ぶことができませんでした。
次の日は雨。
「いいてんきだなあ」
とかたつむりくんは散歩に出かけます。
雨宿りをしているてんとうむしくんに出会い
「きのうは さそってくれたのに ごめんね。
きょうは いっしょに あそべるよ」
ですが雨が苦手なてんとうむしくんとは「その日」も遊ぶことはできません。
二人とも「いつ一緒に遊べるかな」と思いながらその日の夜を過ごします。
そしてさらに翌日はとっても晴れのいい天気!
てんとうむしくんは飛び出し、散歩中のかたつむりくんと出会います。
昨日の雨の雫が降ってくるから、かたつむりくんも散歩中でした。
そうです、今日は待ちに待った一緒に遊べる日なのです!
その日は「違う」二人でしかできない遊びをたくさん一緒にして楽しみました♪
そしてその日は二人にとっての「いい天気」になったのです。
それから雨の次の日の晴れの日を楽しみに待つようになりました♪
違いを見つけ合うことの素晴らしさ
この絵本の素敵なところは、
「てんとうむしくん」と「かたつむりくん」がそれぞれの違いを認め合った上で、一緒に楽しい1日を過ごすということ。
おとなになって、なんとなく人と違うことが怖いなと感じることも実はあったりします。
違いを認めることってもしかしたら子どもたちの方がおとなより得意なのかもしれませんね。
私がこの絵本で特に大好きな場面は、一緒に遊んだ二人が
「いっしょに あそぶと たのしいね!」
待ちに待った一緒に遊べるいい天気の1日を心から喜んでいる二人が尊くて。
絵本の対象年齢は?
こちらの絵本は、福音館書店の月間絵本「こどものとも 年中向き」として出版されています。
ただそこからずっと読み継いであげられる絵本のように感じました。
季節はまさに梅雨の今の時期にピッタリの一冊です!
この絵本からきっと子どもたちはいろんな大切なことを感じてくれるのではないかなと読んで思いました!
その大切なことはなんとなく口にして伝えるのはとっても難しいことだと思うのですが、絵本だからこそ子どもたちにすっと届くメッセージのように感じます!

月間絵本の特徴は何と言ってもワンコインで手に入れられる手軽さ!気になった方は是非、手にとってもらいたい一冊です!
こちらの記事もおすすめ!
是非絵本選びの参考にしてみてください♪
コメント