「きんぎょがにげた」の五味太郎さん描く「ひよこは にげます」

年少絵本

3月になりましたね。私は転職して一ヶ月が経ち、まさかの後輩ができ指導係に任命されました・・・自分自身バタバタなのですが復習しながら分からないことの再確認ができるいい機会と思い頑張ります!

春も感じられるようになった本日は、2018年子どものとも年少版4月号で出版された「きんぎょがにげた」でも有名な「五味太郎」さんの最新刊「ひよこは にげます」を紹介します!

ひよこは にげます/五味太郎

タイトルからなんとなく「きんぎょがにげた」を連想させてくれる作品ですね。

内容紹介

「きんぎょがにげた」が頭をよぎりますが、内容は少し違います。

逃げ出したひよこがどこにいるか探すのではなく、ただひたすらひよこがいろんなものから逃げていくお話です。

スタートは3羽のひよこがお家からに逃げ出すところから。

ひよこが にげます

みんなで にげます

げんきに にげます

すこしやすんで また にげます

「ひよこは にげます」福音館書店より引用

休んだり、休まなかったり、じっとしてみたり・・・いろんな逃げ方でひよこたちはどんどん逃げていきます。

この絵本の素敵なところは最後は

おうちへ にげます

「ひよこは にげます」福音館書店より引用

で締められているところ。

最後に安心できるお家へ帰ることによって、読んでもらっている子どもたちにもワクワク、ドキドキの後にしっかり安心感を与えてくれます。

この作品には

子どもたちはいろんなことから逃げて、帰ってきて、その繰り返しで成長していく

そんなメッセージが込められていると聞きました。

そんなドラマが最近ありましたね笑

もしかしたらあのドラマが大ヒットしたのも、こうした逃げてもいいんだ、そこからまた頑張ろう!というメッセージに共感出来る人が多かったのが要因なのかもしれませんね♪

ふくろうが思うにそろそろハードカバーになるのでは・・・と思っている一冊です!

書店で見つけることは今は難しいと思いますが、もし図書館などで見かけたら是非!開いてみてください。

可愛くて、子どもらしいひよたちに癒されますよ。

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